今日は、美味しいと評判の料理で
お客様の中には、ハマってしまって、お知り合いを連れて来店されたり
持ち帰りように、10個と言われたり(^-^)（知り合いに配るそうで）
そんな『ハチノス(牛の第２胃)のトマト煮込み』を仕込み中。

『トリッパ』、『トリップtripe』は第１胃から第４胃まで、消化器系の内臓全てを指す言葉です。ですからフランス料理で『トリップ～』と書いてあったら消化器系の内臓全てを使用した料理だと考えて下さい。牛だけじゃなく、羊なども同じです。
フランス料理では消化器系の内臓を使用した料理がたくさんあります。

『ハチノスのトマト煮込み』

臭み取りのために、茹でていきます、
ここで、風味が損なわれない程度まで茹でます
ポイントですね！
何も『奇想天外なアクロバットな技術』や『変わった組み合わせ』『派手な盛付け』だけではなく、
もっと基本の部分に美味しさの秘密があります。
この料理はハチノスを野菜とトマト、白ワインで煮込むだけの料理です。
ボイントを押さえれば、それだけで十分に美味しいです。また、パスタのソースにしても良いですね。

ハチノスはタップリの水から１度沸かしてザルにあける。

鍋に戻して水を張り、塩、ローリエ、白ワインビネガーを少々加え、2時間から３時間茹でる

野菜は全てみじん切りにして浅鍋でゆっくりと炒める。

野菜を炒めた鍋に加えて白ワイン、トマトホールをいれて煮込む。
塩、胡椒をして柔らかくなるまで弱火で煮込む。

パン粉とバターの他に粉チーズをかけて焼いて出来上がり。
美味しい料理が出来ました。

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